しいたけ栽培Topページへ移動
しいたけ椎茸菌床栽培 就農者募集
しいたけ栽培農家さん     突撃栽培現場潜入?!

四半世紀いぶし銀の椎茸農家 内田 様

今回は26年しいたけ栽培を続けている内田さんの栽培現場です。いざ突撃!潜入!
2014/11/07 晴れ、気温良好。
しいたけ栽培潜入準備 お待たせしました〜、久しぶりの突撃潜入取材です。この時期にしては暖かい日でシャツ一枚でもOKなポカポカ陽気で絶好の取材日和となりました。担当営業の市橋と合流後、道中、手土産をサービスエリアで探しましたが適当なのがなく高速を降りてコンビニでGETし、いざ張り切って潜入取材にGo!
  
直売所出荷 現場に向かう途中に内田さんが椎茸を出荷している直売所を見学して行く事となり早速緊急取材開始です。足取りも軽い市橋の後ろ姿とともに直売所の全景です。いつもはスーツ姿でビシッと決めている市橋ですが、この日はわりとラフないでたちです。
  
売所店頭様子 早速直売所の見学です。地元の野菜などが豊富に揃っています。
  
しいたけ栽培直売所の様子 で、やっぱり気になる、きのこの売り場へいそいそと。椎茸に詳しい市橋は『この椎茸は○○の会社の菌で、こっちのはどこそこの菌を使っている椎茸で。。。』と、ひとしきり分析をして。なるほど、なるほど、ああそうですか、と相槌をうちつついろいろ教えてもらいました。
  
直売所椎茸売れる売れる! そして平日の午後も遅くない時間ですが内田さんの椎茸はほとんど売れて残りわずかな状態です。お客様も美味しいきのこはやっぱりわかるんでしょうか。人気です。このお店の入り上げベスト3は上から生花、菌床椎茸、原木椎茸の順で菌床椎茸は堂々の第2位にランクインだそうで、市橋の情報網は流石です。そんな話を聞きながらいよいよ目的の現場に向かいます。
  
しいたけ栽培ハウス入り口 ほどなく内田さんの現場に到着し早速取材開始。まずはハウスの前でパチリ。奥様はちょっと恥ずかしいようで、ご主人にお願いしました。その向うでは市橋と奥様でしいたけ栽培について近況報告確認などなど。
  
しいたけ栽培菌床棚一杯 さっそく内部に潜入です。ありました〜。椎茸菌床がズラリとキレイに並べられてあります。既に午前中にこの日の収穫はすませているとの事でちょっとまばらな感じでした。
  
椎茸写真近景 収穫後とはいえありました、ありました。ぷりぷりの美味しそうなシ・イ・タ・ケ♪発見!!
  
しいたけ栽培浸水1 で、棚の間にところどころ鎮座しております、こちらの黄色いコンテナは浸水中の椎茸菌床です。ひとしきり椎茸を収穫した後の菌床は一度、水に浸して菌床に水分を補給してあげると元気を取り戻して、また美味しい椎茸がとれてしまうんですね。24時間程浸水するそうです。
しいたけ栽培浸水2 湯加減ならぬ水加減はいかがでしょうか菌床くん。いい湯だなバババン、いい湯だな♪ドリフ世代のそこの貴方、突撃取材中に口ずさむな!あ、すいません。汗;;;
  
しいたけ栽培ハウス天井2重構造 となりのハウスに移動してみます。入り口を入ってから上に目をやると月夜野きのこ園で推奨の二重構造のビニールハウス。
  
しいたけ栽培ハウス内の暖房器 横、こちらは冬場に使う暖房器。まだこの時期は必要ないそうで年末から2月位までの期間に使用するそうです。目安としては室温が6℃を下回ったら。との事。
  
しいたけ栽培ハウス内の温度計 で、温度管理といえば温度計。最高温度、最低温度がわかる温度計だそうです。
  
しいたけ栽培ハウス内の散水用ノズル 乾いた菌床に潤いをあたえる散水用ノズルもスタンバイ状態。
  
しいたけ栽培1番発生 こっちは入荷後10日程の菌床でボコボコ出てます。一番初めてに出るキノコの事を『走り』とかいうそうです。一番、2番、3番となんどか収穫しては浸水して。を繰り返す。
  
しいたけ栽培封切り後2日経過 こちらは弊社月夜野きのこ園から入荷後2日目の菌床で、写真で確認しずらいかもしれませんがチラホラもう椎茸が発生を初めております。
  
しいたけ栽培空きの棚 まだ入荷してない棚があります。聞くと一週間づつ位ずらして菌床を入れていくそうです。そうする事により少しずつ発生をずらして毎日収穫できるようにするとの事。全部一緒にドカンと入れると一斉にキノコが大きくなるので大変な事になっちゃうらしいです。一番椎茸の需要の多い年末にたくさん収穫できるように調整しているとの事で、年末はいくらキノコがあっても足りない程売れてしまうそうです。寒い季節の鍋料理に椎茸は欠かせないですからね〜。焼き椎茸もいいんだな〜食いたくなってきた。。。
  
しいたけ栽培菌床状態確認 奥様も菌床の状態を確認するその眼差しは真剣そのものです。
  
しいたけ栽培ハウス2棟 外に出てハウス2棟をパチリ。おだやかな自然豊かな場所ですね。
  
保冷庫 こちらは保冷庫です。収穫した椎茸は直ぐに出荷せず、一晩保冷庫に入れてから翌朝出荷するそうです。直ぐに出荷すると椎茸を入れた袋が汗をかいて蒸れたりします。毎朝7時〜8時で一晩保冷庫で寝かせた椎茸を袋詰めし出荷作業、その後8時〜12時位で翌朝用の椎茸を収穫するそうです。
  
出荷準備の場所 保冷庫の横には出荷準備をする作業場。一晩保冷庫で寝かせた椎茸をここで袋詰めなどして出荷するそうです。
  
農家の方の自宅など 左奥、梅ノ木の向うが、さき程の袋詰めの作業場。右が母屋です。梅の木の姿が気になった市橋が尋ねるとなんでも実生(みしょう)で(種から発芽)成長した梅の木はこんな根本がねじれた感じの姿になる事があるそうで、そんな雑談をしながらご自宅にお邪魔して美味しいお茶をいただきながら昔の話もお伺いしました。



内山様におうかがいした椎茸菌床栽培

26年もの長きに渡って椎茸を栽培されている内田様。既に四半世紀を超えている。最初は別の会社の方式で種菌から植菌して培養し発生させる方法で初めてみたものの収穫までに数か月かかったそうです。しかも少しでも雑菌が混入するといい状態の菌床の方が僅かで採算が合わなかったそうです。そこで弊社の完熟状態で直ぐ発生出来る菌床に切り替えていただいたそうです。最初はご苦労されていたのですね。

出荷先はスーパー3件と直売所。以前はおじい様、おばあ様と、奥様の三人で作業をされていたそうですが、現在は定年を迎えたご主人と奥様のお二人で作業をこなしているそうです。

『今年の菌床は元気が良いですね。』とお褒めの言葉をいただきました。市橋の表現を借りれば『若い女性のお肌のようにはりつやがあってピチピチ元気です(笑)。』 その表現にわらいを誘われ、座布団一枚あげたとかあげないとか。弊社、月夜野きのこ園では、雑菌対策をさらに改善するべく今年になって植菌室などを新しくし、よりクリーンな状態で植菌が出来るようになりました。また弊社研究室では、良い種菌を選別培養し、ここでも雑菌を全て除外しております。そんな改善効果が表れているようです。

今後も月夜野きのこ園をよろしくお願いします。

帰りの車中で市橋に教えてもらいましたが、弊社の菌床には大ブロック(大玉)、小ブロック(小玉)がありますがどんな違いがあるんですか?と聞くと大玉はゆっくりと長い期間かけて発生収穫、小玉は短期間に収穫できるそうです。大玉はベテラン、小玉は初心者向けという感じだそうです。大玉の方がノウハウや経験が必要ですが、その分コストパフォーマンス的には優位だそうです。なるほど勉強になりました。



内田様 栽培データ

菌床数 最大12,000個
栽培施設 ハウス2棟



お問合せ
あなたもしいたけ栽培を始めてみませんか?
しいたけ栽培、菌床購入等に関するお問合せは下記よりお気軽にご連絡下さい。

(有)月夜野きのこ園  事業部担当部署
TEL 0279-24-6574


    メールはこちら
しいたけ栽培問い合わせ
  
(有)月夜野きのこ園 本社
群馬県利根郡みなかみ町後閑1170
TEL.0278-62-1673
FAX.0278-62-1674
(株)オゼトレーディングコーポレーション
群馬県利根郡みなかみ町後閑1173
TEL 0278-62-0005
FAX 0278-62-0006

しいたけ栽培Topページへ移動